宇宙のバックグラウンドミュージック。広大で遅く、和声的に宙づり。長いsynth padがわずかに上下しながら和音を保つ。高いベルやサイン波のリードが上に漂い、中域を大きく空ける。アンビエントなビープやクリックが遠い信号のようにステレオフィールドに点在する。サブベースの盛り上がりが一分ごとほどに突き抜ける。テンポは実際には当てはまらない。音楽は時間を超越している。多くの曲はモーダルなCとA minorに収まり、和声が前へ進むのではなく息づくように出入りする。リバーブの余韻が小節線を越えて伸びる。
SF映画専攻の学生は宇宙ショットや星野のシーケンスに敷く。天文系YouTuberは星座めぐりや系外惑星の解説動画の背後に流す。プラネタリウムの運営者はドーム上映のアンビエンスでループさせる。インディーゲームの開発者は深宇宙探査のレベル音楽に差し込む。ビジュアル付きの瞑想コンテンツ、NASA画像のモンタージュ、未来学をテーマにしたポッドキャストのイントロにも合う。ambientやsci-fiも参照。