ジプシーのインストゥルメンタル音楽。燃えるようなバイオリンのリードと、あのロマのジャズのswing。バイオリンがベンドの音、速い装飾、ドラマチックなグリッサンドで旋律を担う。ジプシージャズのギターがDjango Reinhardt風で和声を刻む。各拍での速い四分音符の和音だ。アップライトベースが力強い根音と5度の動きで低域を歩く。東欧のカットではアコーディオンが中域を満たす。テンポはminorキーで100〜160 BPM、phrygian-dominantのスケールと独特のロマのharmonic-minorの色彩を伴う。終わりは速いきらめきへと炸裂する。
映像作家は時代劇の酒場や占い師のシーンに敷く。バルカン旅行のvloggerはルーマニア・ハンガリー・セルビアのリールに差し込む。劇場の公演はCarmen風の舞台音楽に使う。ジプシージャズの追悼YouTuberはDjango時代の解説動画の背後に流す。キャラバンをテーマにした結婚式の短編、マジックショーの舞台のスコアリング、東欧料理店のプレイリストにも合う。jazzやeuropeanも参照。