オーボエがオーケストラの調律楽器なのには理由がある。そのリードは、どんな部屋でも苦もなく切り抜ける倍音の密度を持つトーンを生む。同じ性格がメディアミックスでは厄介でもある。静かなシーンの下にソロのオーボエのフレーズを落とすと、絵が求めていようといまいと一瞬で焦点を奪う。リードのバズ、空気の柱が形作られるさま。それこそ編集者がこの楽器に手を伸ばすときに狙うものだ。
この棚にはオーボエ楽器クリップ2点が載っている。ベッドの重ね用の持続音、短いリードのフレーズ、そしてMarcello協奏曲の素材を含むクラシック協奏曲レパートリーから抜いた楽譜の抜粋が数点。映画スコアのラフカット、音楽学習リール、ドキュメンタリーの挿入、舞台の音響デザインすべてがこのセットから引く。無料MP3ダウンロード、傍らに無料のオーボエ楽譜も含み、著作権フリーで使える。