フルスロットルのレーシングカーは実はエンジン音ではない。ドップラー現象だ。車が近づくとピッチが上がり、通過した瞬間に落ちる。その間の音響エネルギーの壁こそ、観客にスピードを感じさせるものだ。このカーレース録音112点はそのドップラーの弧を生かす。ピットレーン視点のフルスロットルのエンジン咆哮、コーナーを攻めるタイヤのきしみ、シーケンシャルボックスを通るギアチェンジの金属的なスナップ、ホイールガンとクルーの会話を伴うピットストップの動き、そして適切なステレオ分離を持つ長めの通過テイクまで。
レーシングゲームの音響デザイナーは、プレイヤー入力にきれいにマップするのでギアチェンジのスナップとタイヤのきしみ素材を引き出す。ゲーム内の各シフトが別のテイクに着地できる。モータースポーツのYouTuberやハイライト編集者は、ドキュメンタリー風カット用にチームラジオのオーバーレイの下にピットストップ素材を使う。アクション映画のチェイスは長い通過テイクに手を伸ばす。任意の速度で分割しクロスフェードできる。CM作業では、スロットルビルドのクリップがvoice-overの下でよくループする。レーシングゲームやモータースポーツ編集用に無料ダウンロード。